八尾市にある擁壁の上にある塀のクラック現場調査
皆様こんにちわ!
今回は、八尾市にて塀にできたクラックの現場調査へ伺いました。
擁壁の上にある塀に見える大きな亀裂がわかりますか?
なかなか大きなクラックです。
かなり大きく深いひび割れですので、崩れ落ちる前に補修が必要になります。
雨水が染み込みここまで劣化してしまったと思われます。
主な劣化症状としては、
①ひび割れ
②爆裂
③欠損
とあります。ひび割れに関しては、幅が0.3mm未満ですと早急に補修をする必要はありません。ヘアークラックと呼ばれ、構造に大きな影響を与えるものではありません。ただ時間と共に規模が拡大してしまう可能性もあるので、警戒しておくべきです。ただ、幅が0.3mm以上のひび割れになると構造に影響を与える可能性があるので補修の検討をしてください。爆裂は、内部の鉄筋が錆びて膨張する事で内側からコンクリートを破壊することを言います。爆裂が起こってしまうとどんどん拡大してしまうので速やかに補修が必要です。欠損は、物理的に生じる割れの事を言います。
ひび割れを目視で確認した場合は、無料点検などを利用してみるのもいいかもしれません。
早めに処置をしていれば、建物の寿命を縮めてしまう心配が減りますね。